ダンス公演《星の王子さまーサン =テグジュペリからの手紙ー》を観てきました。
演出・振付→森山開次、美術→日比野克彦、衣装→ひびのこづえ、出演→アオイヤマダ、坂本美雨などなどという、そうそうたるメンバー!
本の世界観を、言葉を使わないダンスでどう表現するのか本当に楽しみにしていました。
もう、もう、美しい・・・!
紙がメイン素材の美術、薄く繊細な布を使った衣装、指先まで神経が行き届いたダンスと肉体美、坂本美雨さんの繊細な美声が、重力を感じさせないふわふわした夢みたいな柔らかくて自由な世界観を創っていて、惹き込まれました。
特に衣装の色彩と素材感の美しさにはため息出まくり。。。
2時間ほどの超大作だったけれど、小2の娘も前のめりで食い入るように鑑賞していました。
「星の王子さま」は決して子どもだけの本ではなくて、大人が読んで何度も考えさせられます。
特にこんな時代だからこそ、ちゃんと考えたい。
私も王子さまから見たら「変な大人」の一人なんだろうな。